鼻うがいの効果を実感するポイントとアレルギーを軽減する予防策

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アレルギーによる鼻炎は、多くの人たちを苦しめる悩みの一つです。とくに、寒い時期は、花粉と埃の二つがアレルギーを持つ人々を苦しめる時期でもあります。しかし、アレルギー性の鼻炎は、生活習慣や食事、鼻うがいなどのセルフケアによって症状を緩和することができます。

今回は、鼻うがいに関する内容を中心に、アレルギーの症状をやわらげる予防策をご紹介します。

鼻づまりやアレルギー性鼻炎でつらい時間を過ごしている方は、ぜひ参考にして生活の中に取り入れてみてください。

鼻うがいの準備

鼻うがいは痛みがあったり、つらそうなイメージを持つ方が多くいらっしゃいますが、しっかりと準備をすることで痛みを伴わず気持ちのよく鼻の中を洗い流すことができます。

ここでは、鼻うがいに必要な洗浄器と洗浄液について詳しくご説明します。

鼻うがい洗浄器を揃える

鼻の中を洗浄する方法の一つとして、鼻うがい専用の洗浄器を使ってきれいに洗い流す方法がおすすめです。

自宅では、シャワーやコップなどを使って、鼻うがいをすることができますが、慣れていないと上手に洗い流すことができず、また、痛みを感じる場合もあります。

鼻うがい洗浄器にはさまざまな種類があり、以下のような洗浄器を使用することで、簡単に鼻うがいを始めることができます。

  • 樹脂製の素材で軽くて扱いやすいネティポット
  • 強い水圧で鼻の奥まで洗浄できる電動洗浄器
  • すぐに使えて持ち運びしやすい鼻ケアスプレー
  • 水量や水圧をコントロールできるポンプ式洗浄器

大きく分類すると、4種類の鼻うがい専用の洗浄器があり、鼻うがいをするタイミングや使用方法によって、自分に合った種類を選ぶことができます。

鼻うがいは、アレルギー性鼻炎の症状を抑えるだけでなく、ウイルスや菌も洗い流し、後鼻漏や蓄膿症にも効果があります。

定期的に耳鼻科に通うのも大変でしょうから、すぐに実践できる鼻うがいを生活に取り入れていきましょう。

鼻うがい専用の洗浄液を作る

鼻うがいをするときは、市販の鼻うがい専用の洗浄液を使えば気軽に鼻うがいを始めることができますが、自宅に普段あるものを使って洗浄液を作ることもできます。

真水で鼻うがいをしたことのある方は、ツーンとした痛みを感じた経験があると思います。水は体液と濃度が異なるので、その浸透圧差が刺激となって痛みが生じてしまいます。

洗浄液を鼻水と同じ塩分濃度にすることで痛みを感じなくなります。

水・食塩・重曹を用意するだけで簡単に鼻水と同じ塩分濃度の洗浄液を作ることができます。

洗浄液に必要なものが揃ったら、以下の手順で作ります。

  • 水を一度沸騰させて、人肌くらいのぬるま湯まで冷ます
  • ぬるま湯対し水200〜300cc、食塩45gと重曹0.25gを入れて溶かす

水を沸騰させる理由は、水に含まれている菌を殺菌するために沸騰させます。

ちなみに、重曹がなくても水と食塩のみで洗浄水を作れますが、重曹があることで鼻水や膿の粘着力を下げ、排出力を促す力を高めてくれるため、洗浄後の爽快感が増すので入れるほうがおすすめです。ぜひ重曹を加えた洗浄液で鼻うがいを試してみてください。

鼻うがいの効果を実感するための3つのポイント

慢性鼻炎やアレルギー性鼻炎はストレスとつらさが伴うため少しでも早く解消したいですよね。これらを解消するためにご紹介した鼻うがいですが、鼻うがいは工夫をすることで、効果の実感に繋がるポイントがいくつかございます。

ここからは、自宅ですぐにできて鼻うがいの効果を実感するための3つのポイントをご紹介いたします。

洗浄水を鼻から流し入れて出す

鼻うがいは鼻から洗浄水を流し入れ、反対の鼻の穴から出すことが基本的な洗浄方法です。この洗浄方法で、十分に鼻の奥までキレイに花粉や埃などは洗い流すことができます。

花粉や埃は、鼻の入り口付近にも付着していますが、鼻と喉の交わるあたりの「上咽頭」という部分に、花粉やウイルスや菌が多く付着しています。鼻うがいでは、この部分も洗浄することができます。

初めは慣れていないため、市販の洗浄ボトルや洗浄液の素を使用するのがおすすめです。

鼻を温めて鼻うがいをする

お風呂に入って鼻うがいをすることで、鼻の中まで温まり鼻水の粘度が下がり水に近いサラッとした状態になるため、洗い流しやすくなります。また、衣服など汚れる心配もなくなり安心して鼻うがいができます。

粘度のある鼻水は、鼻づまりの原因や喉に張り付き痰が絡んだような不快感につながるため、日常生活におけるストレスが大きくなる一方です。また、喉のうがいや強く鼻をかんでも粘度のある鼻水は簡単には解消できません。

お風呂で体や顔を温めることで鼻も温まり、鼻の通りが良くなった状態で鼻の中を洗い流せます。

お風呂で鼻うがいをする場合も、シャワーなど真水を使わずに食塩の入った洗浄液と洗浄器を使って洗い流しましょう。

シャワーで鼻の中を洗うと、痛みを伴うだけでなく、粘膜も痛めてしまい余計に悪化する恐れがあります。スッキリと解消するためにも、準備を怠らずシャワーでの鼻うがいはできるだけ避けてください。

1日に鼻うがいをする回数は2回程度がおすすめ

鼻うがいの回数も、1日に2回程度で十分に洗い流すことができます。回数を増やし過ぎると、鼻水中のムチンなどの大切な保湿成分まで洗い流してしまったり、粘膜を痛めることになるため、鼻うがいのやり過ぎには注意が必要です。

鼻うがいをするタイミングは帰宅後や就寝前、起床後にすると良いでしょう。

寝る前に鼻うがいをすることで、1日かけて鼻の中に溜まった花粉や埃などをきれいに洗い流し、睡眠の質を高め深く眠ることができます。

鼻水は睡眠中でも副鼻腔で作り続けるため、寝ている間に、鼻の奥や喉にまで流れ落ちます。起床後に鼻の奥や喉に溜まった鼻水を洗い流すことで、目覚めもスッキリして鼻づまりなどの症状を軽減できるためおすすめです。

アレルギーに効果的な予防策

アレルギーの症状を少しでも軽減させるためには、ご自身のセルフケア以外にも、身の周りの対策や体の内側から改善していく必要があります。

ここでは、アレルギーの症状を軽減できる予防策をご紹介します。快適な暮らしができるように、ぜひ参考にしてみてください。

家電を組み合わせた換気

室内の中にいても、花粉や埃に反応してくしゃみや鼻水が止まらなくなってしまった経験はございませんか?室内では、アレルギーの原因となる物質が空気中を漂っているため、しっかりと換気がされていないと、アレルギーの症状が軽減されることはありません。

室内の空気をぐるぐると循環させることが大切で、加湿器・空気清浄機・エアコンの3つを組み合わせることでしっかりと換気をして空気を循環させることができます。

加湿器

室内が乾燥していると、花粉や埃は空気中を舞いやすくなるので、加湿器を使うことで水分を含み重みで下に落とすことができます。床の掃除も同時にすることで、花粉や埃が再度舞い上がることを防ぎ、より加湿器を効果的に使うことができます。

空気清浄機

空気清浄機は内部にセットした吸着フィルターにより花粉や埃をキャッチし、きれいな空気を排出してくれます。

エアコン

加湿器や空気清浄機を使用しても残ってしまい舞い上がっている花粉や埃をエアコンがキャッチしてくれます。空気清浄機と同様に内部にセットした吸着フィルターにより花粉や埃をキャッチすることできれいな空気を排出し循環させることができます。

就寝前に、3つの家電の特徴を活かして換気をするだけで、アレルギーの症状を軽減することができるためおすすめです。朝と夜の時間帯は花粉の量が減るため、窓を開けて換気をするとより効果が期待できます。

免疫力を上げる食事をする

花粉などのアレルギーに効果的な成分を食事に摂り入れることで、花粉などのアレルギーに効果的な成分を食事に摂り入れることで、アレルギー症状を軽減することができます。

腸内環境を整え、免疫の力がしっかりと発揮させることがとても大切です。

花粉などのアレルギーに効果的な成分は・乳酸菌・ビタミンD・食物繊維の3つがあります。

乳酸菌

乳酸菌は、腸内細菌のバランスを整え便通をよくするなど、健康に役立つ善玉菌の代表です。発酵食品などを摂取することで、腸内環境を整え、免疫機能を正常に保つことができます。

納豆や味噌、ヨーグルトなどが代表的な乳酸菌を多く含む食べ物です。時間がない時には乳酸菌飲料で乳酸菌を摂取するのもおすすめです。

ビタミンC

ビタミンCは、アレルギー反応を引き起こすヒスタミンの分泌を抑える働きがあり、アレルギーの症状が緩和される可能性が高まります。

ビタミンCは水溶性のため、一度にたくさん摂取したとしても一定量を超えると排出されてしまうため、フルーツなどでこまめに成分を摂るようにしていきましょう。

ビタミンD

ビタミンDは花粉症の改善や予防に繋がる栄養の一つです。免疫機能を調整し正常に保つ働きがあります。

ビタミンDは魚や海藻から摂取することができる成分です。カツオや鮭は比較的食事としても取り入れやすい食材ですので、定期的に食卓の献立に組み込むと良いでしょう。

まとめ

この記事では、鼻うがいの効果を上げる3つのポイントや、アレルギーの症状を軽減できる予防策をご紹介しましたが参考になりましたでしょうか。

鼻うがいは、アレルギーの症状を緩和することができ、今では新型コロナウイルスなどの予防にもなると注目されている非常に効果の高いセルフケアです。誰でも簡単に取り入れることができ、仕事や外出の時にも持ち運びしやすい鼻うがい洗浄器の種類もあるため、自分に合った洗浄器を探すことができます。

普段の生活の中でも、鼻うがいを日常化し、換気や食事の改善をしながら快適な時間を過ごせるように予防を心がけていきましょう。