コロナ予防にお風呂が大切な5つの理由とおすすめの入浴法

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依然として止まらない新型コロナウイルスの脅威。寒くなってくると、さらに感染の拡大が心配になってきます。

とはいっても、仕事や買い物などで外に出なければ行けないこともあるので、大切になってくるのが感染を予防することです。

新型コロナウイルスの予防法のなかでポピュラーなものとしては、基本的な手洗いとうがい、マスクを着用すること、メガネをすることなどがありますが、実はお風呂に入ることも感染予防及び重症化させないためにはとても大切なことです。

普段当たり前に入っているお風呂が、なぜ新型コロナウイルスの予防になるのでしょうか?そこで、本記事では、コロナ予防にお風呂が大切な5つの理由とおすすめの入浴法をご紹介します!

コロナ予防にお風呂が大切な5つの理由

マスクや手洗いなどの欠かすことのできない基本的な予防法のほかに、最近改めて話題となっているのがお風呂に入ることです。

ここでは、なぜお風呂がコロナ予防に大切なのか、その理由を5つご紹介します!

体温を上げて免疫力をアップ

新型コロナウイルスに感染しても無症状の人、軽症の人、重症の人、亡くなってしまう人と分かれるのは、免疫力の差だと考えられています。

人間の体の中では、自然免疫という体を守る役割を担っているマクロファージや好中球、ナチュラルキラー細胞などが、体内に侵入してきたウイルスを撃退していますが、この自然免疫が体調が悪かったりして弱っていると、頼りにならないという事態が起きてしまいます。そのため、免疫力を上げることが非常に大切になってくるのです。

実はいくつかの研究で、温かいお風呂に一定時間入ることによって体内の免疫細胞が増加することがわかってきています。お風呂に10分浸かると人間の体温は1度上がります。体温が1度上がることで免疫力は5~6倍にもアップするそうです。

免疫細胞の中でも、体内を常にパトロールしながらガン細胞やウイルスなどの異物などを見つけ出し攻撃するナチュラルキラー細胞が増加するので、お風呂に入って体温を上げることはコロナ予防に繋がるのです。

鼻や喉の防御機能を高める

ウイルスは、鼻や喉の粘膜に付着して感染します。それを防ぐための最後の砦として唾液・粘液・繊毛運動の3つの防御機能が備わっていますが、乾燥する季節は鼻や喉の防御機能も弱まってしまうため、ウイルスに感染しやすくなってしまいます。

それを防ぐには、お風呂に入って湯気を吸い込むことで鼻や喉を湿潤に保ち、防御機能を活発にすることが有効です

病原菌やウイルスを洗い流す

お風呂に入り石鹸やシャンプーで洗うことで、体に付着した病原菌やウイルスを一気に洗い流すことができます

人間は無意識のうちに体のさまざまな場所を触っています。特に顔は触れてしまう機会が多く、その平均回数は1時間で23回というデータもあります。

最近では顔にできるだけ触らないように心がけているという方も多いですが、空気中に浮遊しているウイルスはどうしても顔や体、髪の毛に付着したまま家に帰ってきてしまいます。

お風呂は、体や顔、髪の毛などに付着してきてしまったウイルスも綺麗に洗い流してくれるのでコロナ予防になるのです。

良質な睡眠に繋がる

ウイルスに感染しないためには、良質な睡眠を6時間以上取ることが重要です。その理由は、良質な睡眠は免疫力を上げてウイルスを侵入しにくくさせる効果があるからです

良質な睡眠を取るためには、お風呂に入ってリラックスし副交感神経を優位にすることが大切です。

ストレスの緩和になる

お風呂に入ることで得られる作用のひとつに、浮力作用というものがあります。浮力作用は主に精神面に影響を及ぼします。

肩までしっかりと湯船に使った場合、体重は浮力によって10分の1ほどになり、体が軽くなることで大きなリラックス効果を生み出します。そして、そのリラックス効果はナチュラルキラー細胞を活性化させるので、免疫力を高めることにも繋がります。

また、お風呂に浸かって汗を流すことで、体の中に溜まった毒を外に排出するデトックス効果があるだけでなく、自律神経の乱れを整えて心身を安定させるストレス発散効果もあるので、お風呂に入ることはとても大切なのです

コロナ予防におすすめの入浴法

ウイルスは1年中いつでも空気中を浮遊しているため、常にウイルスが近くにいると思って生活することが大切です。

新型コロナウイルスは、一般的に飛沫・接触感染と言われています。そのため、基本的にはインフルエンザと同じ予防法が効果的なのです。

では、具体的にはどのように入浴するとコロナ予防に効果があるのでしょうか?ここからはコロナ予防におすすめの入浴法を詳しくご紹介します。

帰宅したらすぐに入浴する

まず第一に大切なことは、ウイルスを家の中に持ち込まないよう、帰宅したらすぐにお風呂に入ることです

その際はまず、玄関でカバンやコートを置き洗面所に直行して手を洗います。そしてマスクをしたまま玄関にあるカバンやコートをアルコール消毒液などで消毒します。その後マスクを外し、脱衣所で洋服を脱いで洗濯カゴに入れましょう。

そして脱衣後すぐにお風呂に入り、全身のウイルスやホコリを洗い流します。もし脱衣後すぐにお風呂に入れない場合には、ふたたび手を洗うかアルコール消毒をして部屋着に着替えましょう。

浴室内の温度と湿度を調節する

お風呂に入る前に浴室内の温度と湿度を調節すると、湿度が上がり鼻や喉の粘膜の防御機能を高めてくれます。

温度に関しては浴室暖房がついている家もありますが、浴室内を乾燥させてしまう恐れもあるため、あまりおすすめできません。

入浴する際に熱めのシャワーで浴室内の床やかべにお湯をかけると簡単に温度と湿度の両方を調節することができます。室温は25度以上、湿度は90%を目安にして浴室を温めてみましょう。防水タイプの温湿度計を浴室に置いておくとすぐに確認できるので便利です。

お風呂に入るとき換気扇をつけたままの方がよくいらっしゃいますが、せっかくの温度と湿度が逃げてしまうので、止めておきましょう。

お風呂で鼻うがいをする

鼻のセルフケアとして有効な鼻うがい。鼻うがいは鼻をかんでも出にくい頑固な鼻水やウイルス、病原菌を綺麗に洗い流すことができる方法です。

普通のうがいでは届かない鼻の中の粘膜を洗うこともできるので、コロナ予防にも効果的だと言われています

その理由は、新型コロナウイルスは、その感染経路や潜伏期間の長さ、軽症のうちの症状が急性上咽頭炎と同じだということなどから、ウイルスが鼻や喉の粘膜に付着してしまっても、その日のうちに鼻うがいで洗い流してしまえば感染が成立するのを防ぐ可能性が高いからです。

鼻うがいは怖い・痛そうというイメージがあり、なかなか浸透していないのも事実ですが、正しいやり方で行えば痛みを感じずに安全に行うことができるので、コロナ予防に活用していただきたい予防法です。

入浴中に鼻うがいを行う方法

鼻うがいは、鼻がツーンとするのを防ぐために食塩濃度0.9%の生理食塩水で行う必要があります。沸騰させたぬるま湯1Lに塩を9g溶かしたものとコップ、ストローやドレッシングボトル等を用意してください。そのうち一回に使う量は200~300ccです。

  1. 前傾姿勢になり上半身を軽く倒す
  2. 片方の鼻にストローを差込む
  3. 口から息を吐きながら生理食塩水を流し込む
  4. もう片方の鼻から生理食塩水を出す
  5. 反対側も同じように行ったあと鼻を軽くかむ

自分で作った生理食塩水を使うやり方をご紹介しましたが、市販の鼻うがい用のボトルと洗浄液のもとを使うともっと簡単に行うことができるのでおすすめです。

鼻うがいをするときの注意点

鼻うがいは以下のことに気をつけながら行ってください。

  • 上を向きすぎない
  • 生理食塩水を流し込むときにつばを飲み込まない
  • 1日に1~2回程度行う

お風呂で鼻うがいを行うと濡れることを気にせず簡単にできるので、ぜひ試してみてください。

半身浴を15分行う

体の半分だけ15分間お湯に浸かる半身浴は、ゆっくりと体を温めてリラックスさせることで自律神経の乱れを整え、免疫力を上げてくれます。そのため、風邪やインフルエンザはもちろん、コロナ予防にも繋がるのです。

そのほかにも、毛穴を開かせて余分な皮脂や黒ずみを落としたり、冷え性を改善したりする効果があるので、半身浴は一石二鳥以上に効果のある入浴方法なのです。

HSP入浴法

HSPとはヒートショックプロテインの略で、加齢やストレスで傷ついた細胞を直して元気にしてくれるタンパク質のことです。

少し熱めのお湯に少し長めに浸かるだけなので簡単に実践でき、体の芯から温まることができるおすすめの入浴法です

HSP入浴法の目安

  • 40度→20分
  • 41度→15分
  • 42度→10分

上記を目安として大体体温が38度になるのを目指してお湯に浸かります。しんどいなと感じたら途中で休んでもお風呂から出てもオッケーです。大量に汗が出るので、水分を補給するのを忘れないようにしてください。

まとめ

コロナ予防にお風呂が大切な5つの理由とおすすめの入浴法をご紹介しましたが参考になりましたでしょうか?

連日テレビでも新型コロナウイルスに関する話題ばかりで不安になってしまいますが、漠然と不安を感じているよりも今自分でできる予防法を行ってしっかりと予防をすることの方が大切です。

お風呂に入ることはコロナの予防だけでなく、日々のストレスの軽減にも効果を発揮します。毎日湯船に入ることが難しい方は、2~3日おきでも良いのでぜひ実践してみてください。