新型コロナウイルス対策グッズと3つのセルフケアを紹介

世界中で流行っている新型コロナウイルス。皆さんは、どのような対策をとっていますか?

昨今では、対策用に考えられた商品やグッズが数多く販売され、自分好みのデザインや機能性で選ぶことができ、オフィスや外出時に持ち運びしやすくなりました。

今回、この記事ではウイルス対策に効果的なグッズと、オフィスでもできるセルフケアをご紹介します。

ぜひ、参考にしていただき、感染予防に役立ててみてくださいね。

新型コロナウイルスの感染ルートと症状

現在、全国的にも感染が収まらない新型コロナウイルス。新型コロナウイルスに限らず、ウイルスはどのように感染してしまうのか、知っておくことで事前に予防ができるだけでなく、対応にも困らなくなります。

また、新型コロナウイルスの感染ルートや症状を知ることで、後述するウイルス対策グッズやオフィスでのセルフケアもより効果的に実施できるようになります。

ここでは、新型コロナウイルスの感染ルートについて詳しくご説明します。

感染者のつばを吸い込んでしまう飛沫感染

飛沫感染は、感染者の咳やくしゃみによって口から出た細かいしぶき(飛沫)と一緒にウイルスが放出され、他の人が吸い込み体内に入ることで感染することを言います。

一般的に、5分間の会話と1回の咳やくしゃみで出る飛沫の量は同じくらいと言われており、新型コロナウイルスは飛沫による感染の可能性が高いと早い段階で危惧されています。

飛沫感染は他の人の飛沫を吸い込まなければ感染はしません。近距離の会話を避けたり、マスクやハンカチを口に当てて咳やくしゃみをするなどの、エチケットを心がけていれば飛沫は飛ばないので感染を回避することができます。

ウイルスを吸い込むことで起こる空気感染

空気感染は、空気中に漂うウイルスが目や鼻、口から体内に入り感染してしまうことです。感染者が咳やくしゃみで飛ばした飛沫核が空気中に広がり、健康者が吸い込むことで感染してしまいます。

飛沫感染とは違い、空気感染は同じ空間にいたり、換気の悪い室内にいることで感染してしまう可能性が高くなります。

飛沫核は、咳やくしゃみで出た水分を含んだつばが乾燥し、ウイルスだけが空気中を漂っている状態と考えるとわかりやすいです。そのため、感染者と離れた場所にいたとしても長時間にわたり空気中を漂うため飛沫核を吸い込み感染してしまいます。

密閉した空間を作らないよう、窓やドアを開けて空気循環を良くする室内づくりが大切です。

物に触れることで起こる接触感染

感染者が、咳やくしゃみを手で抑え、そのまま周りの物に触れることで起こる接触感染。ウイルスが付着した物を触れることで、手にウイルスが移り、その手で口や目を触ると粘膜から感染してしまいます。

新型コロナウイルスの場合、プラスチックは最長72時間、ダンボールでは最長24時間ほど生存できるほど生命力が高いウイルスです。

オフィスや学校など、人が同じ物を触れる機会の多い場所では、感染するリスクは自然と高くなります。パソコンやコピー機、ドアノブなどはアルコール消毒を定期的に行い、触った後には自分の手の消毒を徹底することで感染の予防ができます。

新型コロナウイルス対策におすすめグッズ

新型コロナウイルスの予防グッズはさまざまな種類が販売されています。

普段の生活の中で感染するリスクを抑えるためにも除菌や予防効果のあるグッズを携帯していることもおすすめです。

ここでは、手軽に持ち運びのできる予防グッズをご紹介します。

携帯できるUVマルチ除菌器

どこでも手軽に使えるUV機能のついた除菌ライト。UVライトをオフィスや家の中など、触ることが多く気になる場所に当てるだけなので、簡単操作と持ち運びが便利なおすすめの除菌グッズです。

以下のような箇所に使うとウイルス対策として効果的です。

  • パソコンのキーボード
  • マスク
  • メガネ
  • スマホ
  • 財布
  • ドアノブ

シーンを問わず外出先での接触感染を防ぐことができるため、常に携帯しておきたいグッズです。アルコール除菌や手洗いがすぐにできない時は、物に触れることすら躊躇してしまいますよね。

目に見えないウイルスや雑菌を除菌してくれるので、よく触りそうな物や場所を除菌することで、安心して仕事や外出ができるようになります。

全てのウイルスや菌を取り除いたり抑えるわけではないため、絶対に安心とは言えませんが、常に携帯し使うだけでも感染するリスクは抑えられる予防グッズです。

マスクケースで清潔にマスクを持ち運び

新型コロナウイルスの感染を防ぐために必要なマスクですが、その保管場所や保管方法に困ることも悩みの一つ。けれど、マスクケースを使うことで、汚れず清潔な状態を保つことができます。

マスクは生活の必需品となり、手放せない存在です。不織布やガーゼタイプのようなタイプ、オリジナルの手作りマスクまでデザイン性と機能性が高くなったマスクも多くなっています。

デスクの上やポケットの中は、さまざまな雑菌や埃が付着しており、ウイルスがいる可能性も低くはありません。せっかくマスクを装着したにも関わらず、マスクの表面にウイルスが付着していたら感染してしまう可能性も十分にありえます。

マスクケースにマスクを保管することで、以下のような防止策があります。

  • ウイルスの付着を防ぐ
  • 抗菌や制菌
  • マスクの予備収納

現在では、さまざまなデザインのマスクと、それに合わせた抗菌マスクケースも同時に販売されているため、両方セットで揃えることで日常的に使いたくなることにも繋がるため、予防する気持ちも高まります。

オフィスや学校など外出時に持っていきたくなるマスクケースを使うことも、対策の一つです。

オフィスでもできる3つセルフケア

密閉された室内空間で換気が悪いとされているオフィスワークがあると、感染してしまう心配が出てきますよね。コロナ対策は、マスクやアルコール除菌だけなく自分のケアをすることも大切です。

ここでは、オフィスでも取り入れやすいセルフケアをご紹介します。

鼻うがい器を使った鼻の洗浄

ウイルスや菌は鼻呼吸をすることで、鼻の奥まで入り込み付着し感染してしまいます。

鼻の奥に入り込んだウイルスは、簡単に取り除くことができませんが、鼻うがいをすることで鼻の中をキレイに洗い流し、感染を防ぐことができる予防策です。しかし、鼻うがいは痛みやつらさがありそうなイメージを持っている方が多くいらっしゃいます。

間違ったやり方で鼻うがいをしてしまうと、痛みは感じてしまうことがありますが、市販の鼻うがい専用の洗浄器と洗浄液のもとを使うことで、痛みやつらさを感じることがなく、爽快感と気持ちよさを感じます。

鼻うがいは、花粉やアレルギー性鼻炎を持っている方にも効果的で、朝と夜の二回に分けて鼻の中をキレイにすることで、快適な睡眠ができたり、鼻づまりや後鼻漏などストレスと疲れが溜まりやすい症状も抑えてくれます。

市販の鼻うがい器具の中でも、洗浄液のもとが粉で分包されているものは、持ち運びもしやすく、オフィスなど限られた狭い保管場所でも邪魔になることがないため、常備しておきたいおすすめのグッズの一つです。

免疫力をつける食事

ウイルスに感染しないためには、マスクや換気などの対策だけでなく、栄養バランスを考えた食事を摂取し、ウイルスに負けない免疫力をつけることも大切です。

免疫力が低いと、ウイルスが体の中に簡単に侵入しやすく、攻撃するパワーもないため感染しやすい体になってしまいます。

免疫力を上げるには、良質なタンパク質やビタミンを主に摂取することが重要です。発酵食品や食物繊維をしっかりと摂り、フルーツも食べることで免疫力の上がる栄養が十分に摂れる食事になるでしょう。

自宅や職場のオフィスなど、おやつ感覚で食べられるアーモンドやフルーツジュースでもタンパク質やビタミンを摂りながら空いた時間を過ごすことができます。

新型コロナウイルスに感染しないためにも、毎日の食事から十分な栄養を摂り、免疫細胞のエネルギーを補給しましょう。

休憩をしっかり取ったメンタルヘルスケア

連日、新型コロナウイルスに関連するニュースや情報が入り、感染に対する不安や恐怖を抱く人も増えていき、ストレスも増加する一方です。

ストレスを抱え込みすぎると、自律神経のバランスが崩れ、神経症、自律神経失調症や心身症といった心理的・身体的症状があらわれます。

人は持続的にストレスを受けると、脳がストレスに反応してステロイドホルモンや神経伝達物質が分泌され、白血球中のリンパ球や細胞の働きを低下させます。白血球の機能が下がることで免疫力が弱くなり感染しやすい体になってしまいます。

ストレスをできるだけ抱えないように、適度な休憩やストレッチなどを行い体と心のケアをすることもとても大切です。オフィスや学校など、空いた時間に軽めの運動をすることで丈夫な体ができますので、ウイルス対策として取り入れてみてください。

まとめ

新型コロナウイルス対策について、感染のリスクを低下することができるグッズやオフィスでできるセルフケアについてご紹介しました。

まだまだ新型コロナウイルスによる感染者は後を絶たず、予断を許さない状況ではありますが、自分や周りの人たちと協力して感染拡大を防ぐための行動を心がけることで、少しでも安心して過ごしていくことができます。

今回、ご紹介した内容を参考にしてもらい、オフィスや自宅で鼻うがいを実施し、十分な栄養が摂れる食事を取り入れながら、ストレスを感じにくい生活を心がけるようにしましょう。

皆さんが快適に過ごせるよう心から願っています。

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