鼻うがいの効果で口臭を予防!5つの原因や対策を紹介

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

自分ではなかなか気付けない口臭ですが、人から指摘されるのは恥ずかしさもあり避けたいものです。

自分で少しでも口臭が気になるかも?と感じたら、その原因を探る必要があります。口臭というと、歯科的原因や舌苔(ぜったい)が原因と思いがちですが、実ははそれだけではありません。

さまざまな原因によって起こる口臭は、それぞれに最適なケアをすることで対処し、予防をすることもできます。

原因を知って日々、適切なケアをすることで、口臭を気にすることなく過ごしましょう。

この記事では、口臭の原因と自宅でできる口臭対策をご紹介します。

口臭に悩んでいるという方は、是非参考にしてみて下さいね。

口臭の原因は?

TVや雑誌などのメディアで口のエチケットに関する特集が組まれることもあり、口臭に対する意識は高まっています。

自覚症状がある方もいれば、パートナーに指摘されたという方もいて、年齢が高くなるほど口臭が強くなるというデータもあります。

悩みの種である口臭ですが、その原因を知ればそれぞれの対策を練ることができます。

まずは、口臭の原因となる疾患などをご紹介します。

耳鼻科的疾患

口と鼻は繋がっているため、鼻に炎症が起きていると口臭が起こることがあります。

副鼻腔炎や咽頭炎、喉頭炎などが発症することで、タンパク質を含む膿や血液が口腔内の上気道に出てきてしまい、吐く息に混じることで口臭が起こります。

口臭の原因として一番多いのは副鼻腔炎です。副鼻腔炎は風邪、花粉、カビなどにより鼻腔が炎症を起こし、その状態が長引くことで鼻の奥にある副鼻腔にまで炎症が及ぶ症状です。

副鼻腔炎を患うと、口臭だけではなく以下のような症状に悩まされます。

  • 息苦しい
  • 黄色い鼻水が出る
  • 頭痛
  • 後鼻漏
  • 顔面痛

このような症状がある方は、口臭の原因が副鼻腔炎である可能性があります。

歯科的疾患

口臭が気になる歯科的疾患は以下のようなものが挙げられます。

  • 歯周病
  • 虫歯
  • 歯垢(プラーク)
  • 歯石

歯周病初期は自覚症状がなく、静かに進行していくため自分が歯周病だと気付かないことがほとんどです。歯周病は歯ぐきにちょっとした刺激を与えるだけで出血するような病気ですが、病気が進行していくにつれて歯ぐきからの出血に膿が混じるようになり、口臭が酷くなっていきます。

歯垢は歯の表面に付着する柔らかい細菌のかたまりで、食べ物の残りかすを栄養としています。歯垢を長時間放っておくことで虫歯や歯石の原因となります。

虫歯ができてしまうと、食べかすや虫歯菌が虫歯の穴の中にたまることで臭いがきつく感じるようになります。小さな虫歯では口臭に影響することはありませんが、虫歯で神経まで侵されてしまうと強い臭いを発するようになります。

歯石は歯垢が固まり石灰化したもので、歯石がたくさんつくと口臭が酷くなるとともに、歯周病も進行させてしまいます。

舌苔(ぜったい)の異常

舌苔(ぜったい)とは、舌の表面についている白い苔状のもので、細菌や微生物の集合体、口腔粘膜から脱落した上皮細胞や白血球などが舌の表面に蓄積されたものです。

肉眼で見てわかるような、舌の上にある白い汚れのようなものが舌苔で、舌が正常に働いている証拠でもあるので、本来は何の問題もありません。

しかし、白くなりすぎていたり、量が多すぎるという場合は舌苔が口臭の原因になります。

舌苔が消化、分解される過程でガスが発生し、臭いを感じます。舌苔から発生している臭いの成分は硫化水素なので、卵が腐ったような臭いを感じる方は、舌苔が口臭の原因となっている可能性が高いと言えます。

舌苔はブラシで洗浄することができますが、あまり洗浄しすぎてしまうと味覚を感じる味蕾(みらい)を傷つけてしまうので注意しましょう。

唾液が減っているとき

朝起きたときに口臭が気になるという経験のある方は多いのではないでしょうか。その原因は、唾液が減っていることにあります。

唾液には口の中を洗浄、自浄する作用があるので、日中食べ物を噛んだり、会話をすることで唾液の分泌が増え口の中を清潔に保っています。

しかし、唾液が減り口の中が乾燥することによって自浄作用が低下し、タンパク質を分解する細菌が増えることで口臭が濃縮され臭いが気になるようになります。

睡眠中は唾液腺が刺激されないため、唾液の分泌量が減ります。加えて口呼吸や水分不足によって口の中が乾燥しやすくなり口臭が強くなります。

ストレスや疲労から唾液の分泌量が減り、口臭に繋がる可能性もあります。

口内炎

口内炎ができると、口の中が熱を持って乾燥し、口臭の原因となります。

口内炎ができる原因としては、睡眠不足、栄養不足、アルコールの摂取やタバコの吸いすぎなどが挙げられます。

これらの原因によって免疫力が低下し、口内炎ができやすい状態になってしまいます。

また、食事中に舌や頬の内側を噛んでしまったり、入れ歯や矯正器具が常に当たっているという方も、傷になった部分に細菌が繁殖して炎症を起こし口内炎ができやすく、結果的に口臭に繋がってしまいます。

自宅でできる口臭対策

口臭にはさまざまな原因があることをご理解いただけましたか?

耳鼻科的疾患、歯科的疾患、舌苔の異常、唾液の減少、口内炎と、それぞれの対策を行うことで口臭のケアに繋がります。

ここからは、自宅でできる口臭対策をご紹介します。

疾患を通院で治療するとともに、自宅でのケアをすることで口臭のケアや予防に役立つので参考にしてみて下さい。

鼻うがい

鼻うがいは、副鼻腔炎などの耳鼻科的疾患に効果的です。鼻の中を綺麗に洗浄する役割があり、鼻のあらゆる疾患の改善や予防にも役立つので覚えておくと良い方法です。

鼻うがいは市販の鼻うがい用器具と洗浄液のもとを使って行うことが最もおすすめですが、緊急を要する場合など、自宅で簡単に作れる生理食塩水とコップやノズルのついたボトル運動などでも代用が可能です。

洗浄液は、1Lの水に対して0.9gの食塩水を入れた生理食塩水を作ります。体液と同じ塩分濃度にすることで、痛みを感じることなく鼻うがいを実施することができます。

鼻うがいは以下のように行いましょう。

  1. 生理食塩水を200~300cc用意する
  2. 顔を下に向けて斜め横を向きながら、鼻洗浄機を鼻に差し込む
  3. ゆっくり生理食塩水を鼻に流し込む
  4. 反対の鼻から生理食塩水を出す

このように鼻うがいを行うことで、鼻の奥まで綺麗に洗い流すことができます。

しかし、鼻うがいをするときには注意点もあるので覚えておきましょう。

  • 洗浄液を流し込んでいるときに上を向かない
  • 終わった後に鼻を強くかまない
  • 洗浄液を流し込んでいる途中でつばを飲み込まない

これらは行ってしまうと、耳に洗浄液が流れ込み中耳炎になってしまう恐れがあるため、注意しましょう。

重曹での水うがい

自宅にある重曹での水うがいをすることで、口内環境改善に効果があり、結果的に口臭改善に有効だと言われています。

重曹は、虫歯予防、歯槽膿漏、ホワイトニングに効果があります。

酸性の口腔内を中和させる働きがあるため、食事をしたりして酸性になった口腔内を重曹で中和させることで、酸性の状態を短くすることが可能です。

酸性状態は歯を溶かす力があるため、その時間を短くすることで虫歯予防にも繋がります。

また、研磨力が強い重曹は、市販の歯磨き粉よりも表面についた黄ばみなどの着色汚れを薄く削って落とす効果があります。

重曹は500mlに対して小さじ1杯程度を溶かして、ブクブクとうがいをしましょう。口の中がすっきりして口臭ケアや予防に役立ちます。

生活習慣を見直す

ストレスや疲労から唾液の分泌量が減ってしまうのを防ぐために、自律神経が乱れないような生活を心掛けることが重要です。

ストレスや疲労を溜めないように、早寝早起きをする、太陽の光を浴びるといった規則正しい生活を心掛けましょう。

また、適度な運動をすることでストレス解消に繋がります。

軽いストレッチをしたり、ウォーキングをしたり、適度な運動を心掛けてストレスを溜めないようにすることが、結果的に口臭対策に繋がります。

さらに、口内炎の原因であるアルコールの過剰摂取や栄養不足、喫煙などの生活習慣の見直しも口臭対策になります。

まとめ

口臭の原因と自宅でできる口臭対策をご紹介しましたが、参考になりましたか?

口臭に悩んでいる方は、原因がどこにあるのかを突き止めて効果的な対策を心掛けましょう。

耳鼻科的疾患、歯科的疾患、舌苔の異常、唾液の減少、口内炎などさまざまな原因で口臭が起きてしまいます。

口腔内や舌のケアをしているのになかなか口臭が改善しないと悩んでいる方は、副鼻腔炎などの耳鼻科的疾患が口臭に関係している可能性があります。

耳鼻科的疾患からくる口臭をケアできるのは鼻うがいです。

鼻うがいをすることで、鼻とのどの奥に溜まった臭いのもとを洗い流すことができるうえに、ウイルス対策や花粉対策にも役立ちます。

この記事を参考に、口臭対策に鼻うがいを取り入れてみてくださいね。